当院のがん治療

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新しいアプローチを取り入れた
当院のがん専門外来

当院では、新しいアプローチを取り入れたがん専門外来を実施し、一人ひとりに合ったオーダーメイド治療戦略を行っております。がんの根本の原因を特定する検査から、がん遺伝子治療、免疫治療、温熱治療などを使うがん治療までご用意。どの領域のがんにも対応いたします。

担当医師:田中聡院長

田中聡

<挨拶>
国内で多くのがん患者様の治療に携わってまいりました。当クリニックの「がん専門外来」では、循環血中がん細胞(CTC=Circulating Tumor Cells)やTAQ検査を導入し、がんの早期発見と個別化治療を推進しています。一人ひとりに最適な治療戦略を立て、迅速に対応することで、治療の成功率を高め、患者様の負担を最小限に抑えることを目指しています。

腫瘍内科とは

渋谷区の腫瘍内科腫瘍とは一般的に「がん」のことを指します。がんは、手術で治すことができるのであれば、腫瘍外科の役割ですが、すべてが手術で解決できる病気ではありません。状況によって、抗がん剤に代表される薬物療法や放射線治療、緩和ケアも包括的に必要になってきます。そのような場合、がん患者さんをしっかりと総合的かつ専門的に診ることができる診療科を腫瘍内科といいます。

当クリニックの腫瘍内科は、手術、放射線治療、緩和ケアのどの治療領域を総合的に考え、理解することで、がん患者にとって最適な治療方針をコーディネートいたします。また先進医療である遺伝子治療や免疫治療など、症状や状態だけでなく、患者様のご希望に合わせてご提供いたします。また外来治療が可能なので、遠方の方も通院することができます。

なぜがん細胞が発生するの?

がんの原因となるがん細胞はなぜ発生するのでしょうか? それについて詳しく解説します。

原因①遺伝子の突然変異

がんは遺伝子の突然変異によって引き起こされる病気です。正常な細胞は通常、寿命を迎えると死滅するため、細胞分裂によって増え続けることはありません。ただし、その代わりとなる新しい細胞が生まれて身体の機能を維持し続けています。

がん細胞と呼ばれる細胞は、遺伝子が傷つくなどした異常細胞が原因。この細胞は死滅することなく遺伝子が傷ついたままの状態で細胞分裂を繰り返してしまいます。その結果、増え続けた異常細胞は大きな塊となり『がん細胞』化してしまうのです。

さらに、がん細胞は周囲に広がったり(浸潤)、他の臓器に移ったり(転移)して新しいがんを作るのも特徴です。浸潤したり、転移する際にはがん細胞が成長するため、既存の血管から伸長して新しい血管を作り出します。これは「がん新生血管」と呼ばれ、通常の血管よりも構造的に不安定で、がん細胞の転移能力を高める作用があります。

原因②がん抑制遺伝子の不活性化

通常は、もしもがん遺伝子が発現しても、正常細胞のがん化を防ぐために「がん抑制遺伝子」が働き、がん細胞になること自体を抑制します。しかし、がん抑制遺伝子が不活性化すると、抑制機能もなくなってしまい、がん化が進行してしまいます。

3.当院のがん治療の特徴

表参道総合医療クリニックのがん外来は、自由診療クリニックだからこそ可能なオーダーメイドの治療内容を提供しています。早期発見が可能ながん検査から、先進医療を使った治療まで院長である田中が、一人ひとりにあわせた治療を進めています。

①全てのがんに対応可能

部位や症状に関わらず、すべてのがんに対応することができます。体の状態や生活習慣に応じて治療計画を立てていきます。

【治療対象疾患】
胃がん/大腸がん/膵臓がん/肝臓がん/胆道がん/肺がん/乳がん/腎臓がん/卵巣がん/子宮がん/前立腺がん/食道がん/脳腫瘍/転移性脳腫瘍/がん性腹膜炎/原発不明がん/頭頸部がん/膀胱がん/甲状腺がん/神経内分泌腫瘍 (NET)/神経内分泌がん (NEC)/GIST (消化管間質腫瘍)/小腸がん/皮膚がん/軟部肉腫 など

②先進医療のがん治療

手術や放射線治療、抗がん剤治療などの標準治療ではなく、がん遺伝子治療や腹腔内化学療法、6種複合免疫療法などの先進医療を提供しています。「標準治療を受けているけど、改善しない」という患者様がいましたら、ぜひご相談ください。

③標準治療との併用が可能

他院で抗がん剤治療や放射線治療を行っている方でも併用できる治療をご用意しているので、より効果を高めたいという人もお気軽にご相談いただくことができます。

④がんの再発予防にも

がんは一度治療が完了しても、転移していたり、再発したりすることがあります。治療後、再発の可能性を少しでも低くするために、がん遺伝子治療やがん温熱療法を使っていただくことも可能です。

⑤早期発見が可能な検査を用意

当院ではがんに特化した検査も実施しております。採血したものを検査し、血中に流れ出したがん細胞そのものを補足する「CTC(Circulating Tumor Cells)検査」と、遺伝子情報からがんの早期発見を目指す「TAQ検査」を用意しています。

当院のがん治療の検査について

当院が行っているがん検査についてご紹介します。

CTC検査

循環血中がん細胞(CTC:Circulating Tumor Cells)とは、血液中に存在するがん細胞を指します。CTC検査は、がんが進行した場合にがん細胞が血管に入り込む性質を利用した検査方法で、CTやPETといった画像診断、腫瘍マーカー検査などの一般的な方法よりも早期発見できる可能性があります。検査は採血で行います。

TAQ検査

DNAからタンパク質を作る際に必要な指令書の役割を測るmRNA(メッセンジャーRNA)を測る検査です。体が今どのような活動をしているのか把握できるほか、病気の前兆を予期することにも使われます。通常は血液で行いますが、痛みや採血が苦手な人は唾液での検査も可能です。

当院のがん治療内容について

当院が行っているがん治療についてご紹介します。検査受診後にがんを発見した場合のみならず、他院で治療中の方や、セカンドオピニオンも受け付けております。

がん遺伝子治療

がんがどんどん増殖していくのは、細胞の遺伝子自体が傷ついた場合に本来であれば傷ついた細胞がそれ以上増殖しないようにプログラムされている「がん抑制遺伝子」が機能していないことが原因です。そこで、がん遺伝子治療では、傷ついた遺伝子を正しい情報を備えた遺伝子に置き換え、がん細胞をアポトーシス(自死)させます。

がん遺伝子治療

腹腔内化学療法

抗がん剤を、胃や腸、肝臓、子宮、卵巣などを収めている「腹腔」に直接注入する治療法です。腹腔内の薬剤濃度を高め、この中の病巣に対して治療効果を高めることを目的に行います。腹膜播種などにも効果的です。

腹腔内化学療法

関連記事>>胃がんの転移で起こる腹膜播種に高い効果を発揮する「腹腔内化学療法」とは?

6種複合免疫療法

がんに対する免疫力を高めて、がん細胞の発生と増殖をさせない状態を目指す治療法です。患者様自身の血液から免疫細胞を取り出し、活性化、増殖させたものを投与することで、より効果的にがんと戦う力を増強させます。三大標準治療と併用して治療に取り組みます。

種複合免疫療法

がん温熱療法(ハイパーサーミア)

がん温熱療法とは、がん細胞を加熱することで死滅させるという治療方法で、がん細胞が正常な組織細胞と比べて熱に弱いという特性を持つことに着目して開発されました。温められることで血行がよくなるので、痛みの軽減や筋肉のこわばりを取ってくれるほか、免疫力向上も期待できます。

がん温熱療法

関連記事>>がん治療の効果を高める「がん温熱療法」を解説!代表的なハイパーサーミアについても紹介

メリットとデメリット

先進医療を使ったがん治療について、メリットとデメリットを紹介します。

メリット
  • 標準治療との併用が可能
  • 副作用が少ない
  • 外来で治療を行うことができるので入院の必要がない
  • がん完治後、再発予防などにも活用できる
デメリット・リスク
  • 自由診療のため、保険が適応されない
  • 新しい治療法のため、長期での体への影響が確認されていない
  • 効果が現れるまで個人差がある

がん治療の流れ

当院でがん温熱療法を行う際には、主に下記のような流れで治療を進めていきます。

来院前に用意していただくもの

  • 紹介状(他院からのご紹介の場合)
  • 他院でのCT等の画像データ
  • お薬手帳

①カウンセリング

田中聡医師による完全予約制の診療を行います。また、当院ではがんのセカンドオピニオンもお受けしております。セカンドオピニオンの詳細につきましては「セカンドオピニオン外来」のページをご覧ください。

セカンドオピニオン外来

②治療計画

ヒアリング内容を元に、最適な治療計画を行います。当院では、通常の標準治療、検査に加えて、患者様の症状に合わせて以下の治療を提供いたします。

  • 抗がん剤治療(※患者様のがんの様子によって、日本未承認医薬品を独自ルートで輸入する場合があります。詳しくは治療説明時にお話しさせていただきます)
  • 6種免疫療法
  • 腹腔内化学療法(腹膜播種のある方)
  • 温熱治療

③治療の実施

どのような治療を行うか説明したのち、それぞれの治療を実施していきます。

料金について

各治療を1回受けた場合の料金のご案内です。具体的な料金は各治療についての詳細ページをご確認ください。

カウンセリング等

項目 料金
カウンセリング・セカンドオピニオン 22,000円

がん治療

項目 料金
がん遺伝子治療(通常治療1クール治療6投与) 1回投与330,000円
腹腔内化学療法(パクリタキセル等。薬剤によって変わります) 220,000円~330,000円
6種複合免疫療法(1回投与) 550,000円
がん温熱療法(オンコサーミア1回照射) 33,000円

※いずれも自費治療です
※いずれも税込み価格です

担当医師の田中院長について

担当医師:田中聡院長

田中聡

<挨拶>
国内で多くのがん患者様の治療に携わってまいりました。当クリニックの「がん専門外来」では、循環血中がん細胞(CTC=Circulating Tumor Cells)やTAQ検査を導入し、がんの早期発見と個別化治療を推進しています。一人ひとりに最適な治療戦略を立て、迅速に対応することで、治療の成功率を高め、患者様の負担を最小限に抑えることを目指しています。

一人ひとりに合ったオーダーメイド治療戦略を行います。臨床医療の実務で培った知識・経験を駆使し、一人ひとりに最適な治療を提供します。

>>院長の詳細はこちら

経歴
2010年 03月
大阪医科大学 医学部医学科 卒業
2010年 04月
湘南鎌倉総合病院 初期研修医
2012年 04月
NTT東日本関東病院 脳神経外科
2013年 04月
湘南鎌倉総合病院 脳神経外科
2020年 04月
稲波脊椎関節病院
2020年 12月
森山記念病院 脳神経外科 脊椎脊髄外科
2023年 03月
表参道総合医療クリニック 新規開院

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