腰痛治療は「低侵襲手術」で体への負担を最小限に

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医療行為を行うということは、手術・検査などに伴う痛み、発熱、出血、傷痕による見た目の変化など少なからずなんらかの体への負担が生じ、これを「侵襲性」と言います。

また、侵襲性が高い治療では手術前の緊張、大きな手術痕による精神的なストレス、といった心への負担もあり、入院期間も生じるため早期社会復帰や日常生活に戻るのに時間がかかります。

表参道総合医療クリニックでは、患者様の「心身への負担を最小限にする治療」を心掛け、上記のようなデメリットを最小限に抑えております。

当院が低侵襲治療を行う事が可能な理由

1.傷痕が目立たない治療法

 

脊柱管狭窄症やすべり症、椎間板ヘルニアといった腰痛治療では、通常、手術時に数cm切開するため治療後の傷跡が目立つだけでなく、癒着という手術によって損傷を受けた組織が、お互いに接触したまま組織の再形成されくっついてしまうことが生じるため、再発時に再び治療することが困難になる場合があり、合併症のリスクも高まります。

また、全身麻酔などにより、通常2~3週間の入院期間が生じ、生理的な動作が制限されることもあります。

表参道総合医療クリニックで行う日帰り腰痛治療では最小1mm程度の傷痕になり、肉眼ではほとんど分からない程度となります。

これらの治療は、局所麻酔で治療を行なうため、入院もなく、来院時には歩くのが困難だった方でも術後2時間後には徒歩で帰宅できるほどです。

2.経験豊富な専門医と最新設備の導入

腰痛治療では、低侵襲な治療になればなるほど手術難易度が高くなり、執刀医の技術力が求められます。

当院では脊椎外科専門医である腰痛手術治療豊富なDr.田中が全て執刀医を務めます。

また、高画質内視鏡や最新透視レントゲンを採用しており、より正確に患部の場所を見抜き安全性に配慮した医療設備を整えております。

 

経歴

2010年 03月
大阪医科大学 医学部医学科 卒業
2010年 04月
湘南鎌倉総合病院 初期研修医
2012年 04月
NTT東日本関東病院 脳神経外科
2013年 04月
湘南鎌倉総合病院 脳神経外科
2020年 04月
稲波脊椎関節病院
2020年 12月
森山記念病院 脳神経外科 脊椎脊髄外科
2023年 03月
表参道総合医療クリニック 新規開院

 

専門医・認定医

  • ・日本脳神経外科専門医(日本脳神経外科学会認定)
  • ・脊椎脊髄外科専門医(日本脊椎脊髄病学会認定)
  • ・日本脊髄外科認定医

他院で断られても、一度相談ください。

加齢に伴い身体的機能は徐々に低下するため、手術や全身麻酔によるリスクは高くなります。

そのため、ご高齢になるとそのリスクから手術による治療は難しい全身麻酔で行う腰痛手術ではそもそも行えないといったケースも珍しくありません。

当院では、脊柱管狭窄症と他院で診断された90歳の女性の方が「高齢のため手術の治療は断られてしまった」といった患者様でも問題なく日帰りで治療が行えております。

当院で行える5種類の日帰り腰痛治療

当院では、患者様のニーズに合わせた「5種類の日帰り腰痛治療」を行っております。
内視鏡・レーザー治療など、術式が豊富なため、病状に応じた幅広い治療が可能です。
 
PLDD法(経皮的レーザー椎間板減圧術)

髄核にレーザーを照射して椎間板を縮小し、神経への圧迫を軽減する低侵襲治療です。背中から針を刺し、局所麻酔下で行います。
背中側から針を刺し、その中を通るレーザーファイバーを介して髄核へとレーザーを照射します。切開や全身麻酔、入院は必要なく、患者様のお身体の負担、日常生活への影響を抑えられる低侵襲治療です。
なお、施術に要する時間は一箇所あたり15~30分程度で、院内の滞在時間も数時間程度で済みます。
主に軽度~中等度の椎間板ヘルニア、および椎間板ヘルニアを原因とする坐骨神経痛が対象となる治療です。

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PDR法(経皮的椎間板修復治療)

損傷した椎間板の再生治療です。患者様の血液より濃縮血小板由来の成長因子を抽出し濃縮血小板由来の成長因子と幹細胞上清液を穿刺針で椎間板に挿入し、透視装置を使って損傷した椎間板に成長因子と幹細胞上清液を投与します。様々な論文で再生治療としての注目があげられております。

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PED法(経皮的内視鏡下椎間板摘出術)
患者様のお身体への負担が少ないことを「低侵襲」と表しますが、この低侵襲な手術の代表が、細い内視鏡を使って行う「内視鏡下手術」です。メスで皮膚を大きく切開する必要がなく、また治療が必要な臓器に到達するまで、その通り道にある組織への影響を最小限に留められます。6~8mm程皮膚を切り内視鏡を挿入し、治療はモニターを見ながらヘルニア等の患部を除去します。また一部骨をドリルで削開します。腰椎椎間板ヘルニアや狭窄症などに適応される治療法です。背中に小さな切開を加え、7mmの内視鏡を使ってヘルニアを摘出します。

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PEL法(脊柱管狭窄症内視鏡下手術)
脊柱管狭窄症に対して行う内視鏡下手術です。
今までは脊柱管狭窄症の手術は全身麻酔で行う手術方法しかなく、高齢の方にとっては、全身麻酔では手術ができない高齢の方も多くいらっしゃいましたが、PELでは、全身状態が健康であれば手術を受けることが可能です。
80歳以上の高齢の方でも手術は可能ですので、手術で脊柱管狭窄症は治るようになりました。
従来の切開法の手術(切開口10cm~15cmぐらい)と比較すると一般的な内視鏡手術MEL(切開口15mm~20mm)が広まり、患者様の体への負担が軽くなりました。
PELは切開口が7mm~8mmと更に小さくなったことにより、局所麻酔下での日帰り手術が可能となりました。

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SAST法(脊椎幹細胞移植術)
脊椎幹細胞移植(SAST)は、椎間板や頚椎、腰椎に対して幹細胞を移植する新しい治療法です。幹細胞を用いた細胞治療では移植細胞の栄養作用による組織再生効果が報告されており、自分自身にある幹細胞を使って、組織や臓器を元通りの機能や形に戻す治療です。
自己脂肪由来幹細胞が免疫抑制因子や抗炎症因子を分泌する機能を持つことを利用し、損傷した椎間板や脊椎の再生や修復を促し腰痛の改善を図る治療法です。

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