院長ブログ

2025.04.05

40代男性の腰痛と右足のしびれを日帰り腰痛手術「PLDD(経皮的レーザー椎間板減圧術)」で治療した症例

年代 40代
性別 男性
症状・疾患
  • 腰椎椎間板ヘルニア(L4/5)
相談内容 腰痛と右下肢のしびれがあり、他院で改善しなかったため、当院を受診されました。
診察結果 腰椎MRI検査を行ったところ、L4/5の箇所に「椎間板ヘルニア」が認められました。腰痛と右下肢のしびれは、椎間板ヘルニアが脊柱管狭窄症を引き起こし、脊椎神経を圧迫していることが原因だと判断しました。
治療内容と方針 腰痛、右下肢のしびれの根本原因でもある「腰椎椎間板ヘルニア(L4/5)」を取り除くため、症状のあるL4/5の1か所に「PLDD(経皮的レーザー椎間板減圧術)」を行いました。
治療後の経過 主症状の腰痛については、翌日には軽減。術後1ヶ月で、しびれが消失しました。治療後2ヶ月後には腰痛がほぼなくなったとのことで治療を終えました。
治療期間 日帰り
費用 1カ所:825,000円(税込)
診療種別 自由診療
リスクや副作用
  • 治療後は内出血、腫れ、発赤、疼痛、かゆみ、変色、および圧痛が発生することがあります。ごく稀に術後血腫、感染、神経損傷のリスクが出現することもあります
  • 治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。
  • 治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

┃治療画像

【術前後X線】術前にみられた腰椎椎間板ヘルニアが軽減された所見

治療前

治療後



診察と検査結果

この患者様は赤い枠で示されている箇所に椎間板ヘルニア(L4/5)が認められます。

手術中写真

【透視画像】L4/5の1カ所にPLDD(経皮的レーザー椎間板減圧術)を行っています。

┃今回行った治療

<PLDD>

PLDDはレーザーを椎間板内の髄核に照射することで、椎間板を縮小し、神経の圧迫を軽減することで痛みを改善する治療です。施術に要する時間は一箇所あたり15~30分程度で、院内の滞在時間も数時間程度で済むため、日帰りでの手術が可能です。

>>PLDDの詳細はこちら

【参考資料・論文】

腰椎椎間板ヘルニアの治療における経皮的レーザー椎間板減圧術の有効性の検討
Efficacy evaluation of percutaneous laser disc decompression in the treatment of lumbar disc herniation :Photomed Laser Surg 2013
PLDDの臨床学成績は、3ヵ月経過した時点で著しい改善を示し、経過観察期間である3年の間、高いレベルで持続する。PLDDの治療成績は、若年者でも、高齢者であっても変わりなく、極めて良好な有効性が達成されている。

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