院長ブログ

  • HOME > 
  • 院長ブログ > 
  • 【日帰り腰痛治療】腰部脊柱管狭窄症がその…
2024.11.12

【日帰り腰痛治療】腰部脊柱管狭窄症がその日に治る!!再生医療を組み合わせた「日本で唯一可能な治療法」とは?

┃腰部脊柱管狭窄症の原因と症状進行

脊柱管狭窄症の原因

  • 腰部脊柱管狭窄症が起こる原因は、「加齢による腰椎の変化」です。
    具体的には「椎間板の変性・肥大化」、「黄色靭帯の肥大化」、「背骨のずれ・変形」などにより、脊柱管が圧迫され神経症状を起こします。
  • 【主な症状:腰痛、足のしびれ・痛み、間欠性跛行、排尿・排便障害】

●椎間板の変性、肥大化
椎間板は、脊椎を構成する骨(椎骨)の間にあり、クッションのように衝撃を吸収する役割を持っています。
加齢や長年の負荷によって、椎間板の水分が減少して弾力性が失われ、徐々に変形し肥厚していくことがあります。

●黄色靭帯の肥大化
黄色靭帯(おうしょくじんたい)は、脊椎を支えるための靭帯の一部で、脊柱管の後方に位置して脊髄を保護しています。
黄色靭帯は加齢によって2~3倍にも肥大化し、厚みを増して硬くなり、脊柱管を狭くする原因になります。

●背骨のずれ、変性
背骨のずれ(脊椎のずれ)は、「脊椎すべり症」や「脊椎変性すべり症」などとも呼ばれ、背骨の一部(椎骨)が前後や左右にずれてしまう状態を指します。これは加齢、外傷、姿勢の悪さなどにより、脊椎を安定させる筋肉や靭帯、椎間板が弱くなることで起こります。
また、加齢により椎間板の弾力が低下し、靭帯や関節が変形して硬くなることで、背骨の形が崩れていきます。代表的なものに「変形性脊椎症」があり、高齢者に多く見られます。

 

┃再生医療を組み合わせた腰部脊柱管狭窄症の治療法とは?

再生医療PRP

当院では腰部脊柱管狭窄症の治療法として「再生医療を組み合わせた内視鏡治療」を行っております。
まず大前提として、腰部脊柱管狭窄症は脊柱管が圧迫され起きる疾患なので、上記で説明したような原因で起こる「圧迫を取る」必要があります。
これらの圧迫を取る治療法は、現在「内視鏡による治療(PED、PEL)」のみとなります。

●内視鏡治療「PED,PEL」

腰痛の内視鏡治療手術
内視鏡手術は、PED、PELD、PELなどと呼ばれる手法ですが、最近ではFESS(Full endoscopic Spine Surgery)と呼ばれています。
全ての手術操作を内視鏡下に行う手法であり、切開は8mm程度と低侵襲(体を大きく傷つけない)であり、脊椎内部の奥深いところを観察し、より安全に手術操作が可能となるのが大きな特徴です。
最小限の傷で治療を行うことで、術後2時間程度で歩行可能となり、早期社会復帰が可能となります。

●なぜ、再生医療を組み合わせると効果的?
再生医療とは、病気やけが、加齢などによって失われた組織や臓器を再生、修復する治療のことで、腰部脊柱管狭窄症「PRP」や「SAST」、「幹細胞上清液治療」といった治療を行うことで、「圧迫によって損傷した神経を修復」することが可能となります。
腰部脊柱管狭窄症は手術が必要な症状レベルになると、強い圧迫により神経に何らかのダメージを負っている場合が多く、圧迫を取る手術を行っても「圧迫による痛み」は取れるものの「神経損傷による症状」は回復しません。
しかし、「内視鏡手術(脊柱管の圧迫を取る)」と「再生医療(神経を修復)」を組み合わせることで圧迫を取り、損傷した神経をも修復することが可能となります。

 

┃まとめ

今回は「腰部脊柱管狭窄症の再生医療を組み合わせた日帰り治療」についてご紹介しました。
今回のポイントは…
・腰部脊柱管狭窄症の主な原因は「加齢」
・腰部脊柱管狭窄症は「内視鏡治療のみ適応」
・腰部脊柱管狭窄症の治療は「神経の除圧と修復の2つが必要」

腰痛や足の痺れといった症状がある方や、他院で腰部脊柱管狭窄症と診断された方もぜひ、当院での治療を一度ご検討ください。

To Top
ご予約・お問合せ 24時間受付WEB予約 日帰り手術・がん治療のご相談