治療紹介コラム

2025.03.04

70代男性「腰部脊柱管狭窄症が原因の腰痛を『PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下手術)』と再生医療『PRP療法』で治療した症例

年代 70代
性別 男性
症状と疾患
  • 腰部脊柱管狭窄症
相談内容 腰痛、右殿部の痛み、右下肢外側の痛み、しびれがあり、他院整形外科のクリニックで内服加療を行っていましたが、改善がないとのことで当院を受診されました。
診察結果 レントゲン写真を確認したところ、L3/4、L4/5に脊柱管狭窄症が認められました。 特にL4/5の箇所はかなり脊柱管が狭く、脊髄神経を圧迫しているようでした。ここが右側のしびれや痛みの原因になっていると考えらえられます。
治療内容と方針 腰痛と右下肢外側痛みの原因になっているL4/5の脊柱管に起きている狭まりを改善するため、「PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下手術)」で圧迫部位を拡大しました。 それと同時に、神経修復作用の効果を期待できる血小板由来の成長因子を注入する「PRP療法」を行いました。。
治療後の経過 手術後のMRI画像では、術前にみられた狭窄部位の圧迫がとれて脊柱管を広げることが確認できました。また術後のPRP療法はレントゲンで術後の様子を確認しながら判断しています。今回は手術から1ヶ月後と3ヶ月後に、神経修復に効果を見込める濃縮血小板由来の成長因子(PRP)を注射しました。 治療後は腰痛が無くなり右下肢のしびれも徐々にとれていきました。患者様はゴルフや、長時間の運転もできるようになったとのことです。
治療期間 日帰り
費用 1,540,000円(税込)
診療種別 自由診療
リスクや副作用
  • 治療後は内出血、腫れ、発赤、疼痛、かゆみ、変色、および圧痛が発生することがあります。ごく稀に術後血腫、感染、神経損傷のリスクが出現することもあります

┃治療画像

診察と検査結果

特に右側画像の下の赤丸部分(L4/5)で脊柱管が特に狭くなっています。

診察と検査結果

【術後MRI】術前にみられた狭窄部位の圧迫がとれて脊柱管が広がった所見

<PEL>

PELは全ての手術操作を内視鏡下に行う手法であり、体を大きく傷つけずに脊椎内部の奥深いところを観察し、より安全に手術操作が可能となるのが大きな特徴です。

PELの詳細はこちら

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