■患者様
90代 女性
■疾患・症状
・腰部脊柱管狭窄症
・すべり症
■治療前の経過
腰痛、両下肢のしびれがあり歩行困難であり他院整形外科に受診したが全身麻酔の手術を断られ、日帰り手術を希望され当院受診された患者様です。
この患者様は赤い枠で示されている箇所(L4/5)に脊柱管狭窄症、すべり症が認められ、特にL4/5脊柱管狭窄症に強く狭窄を認めました。
■施術内容
・PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下術)
・濃縮血小板由来の成長因子(再生医療)
腰痛、両下肢のしびれは腰椎MRIからL4/5狭窄症が原因と判断しPEL(脊柱管狭窄症内視鏡下術)を行っております。すべり症はあるが、X線動態撮影で不安定性ないため固定術は行っておりません。 また神経修復作用の効果を期待して同時に濃縮血小板由来の成長因子(再生医療)を行いました。
■術中画像
【内視鏡画像】狭窄症内視鏡下手術にて非常に厚い黄色靱帯を切除してL4/5狭窄症の圧迫部位を拡大した。(左写真:黄色靱帯、右写真:黄色靱帯を切除して硬膜(神経)の圧迫を取り除いた所見。)
■治療後の経過
術後1ヶ月、3ヶ月に神経修復に効果的な濃縮血小板由来の成長因子(再生医療)をレントゲンみながら注射しております。
【術後MRI】術前にみられた狭窄部位の圧迫がとれて脊柱管が広がった所見
今回の患者様は、L4/5脊柱管狭窄症、すべり症が症状の要因だと考えられます。
主症状としては、腰痛と両下肢のしびれがありました。治療後は腰痛が無くなりしびれの範囲も狭くなりも徐々にとれていきました。
90代とご高齢なため患者様も手術治療を諦めておりましたが当院の治療は局所麻酔で行うため可能でした。治療後はご家族とお花見や旅行に行けるようになり、治療して大変感謝していますと言って頂きました。
※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。 ※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。
■今すぐお問い合わせ
https://www.omotesando-amc.jp/consultation/
更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。
https://www.omotesando-amc.jp/pel/
■治療法
・PEL(脊柱管狭窄症内視鏡下術)
・濃縮血小板由来の成長因子(再生医療)
■治療期間
日帰り 治療費用 1,540,000円(税込)
■リスク・副作用
治療後は内出血・腫れ・発赤・疼痛・かゆみ・変色・および圧痛が発生することがあります。ごく稀に術後血腫、感染、神経損傷のリスクが出現することもあります。