当院の最新リハビリテーション

理学療法や物理療法、作業療法、装具療法などがよく知られています。
当院では、G-TES療法、EECP療法などの最新のリハビリテーションを導入しています。リハビリを長く続けているけどなかなか改善しない、新しい・高度なリハビリに興味があるという方は、お気軽に当院にご相談ください。
G-TES(ジーテス)療法
横になった状態で下肢にベルトを巻き、装置を作動させることで、有酸素運動や筋力トレーニングを行ったのと同じ効果が得られます。
このような方なお悩みのある方へ
運動不足の方
- 筋力が低下している方
- 運動制限のある方
- 寝たきりの方
- 車いすをご利用の方
- 変形性膝関節症など整形外科疾患がある方
- 呼吸器・循環器疾患のある方
- 脳梗塞のリハビリをしている方
- 糖尿病など生活習慣病の方
- 歩行に不安のある方
- 運動機能を向上させたい方
このような方なお悩みのある方へ
認知機能や免疫機能の低下が気になる
- EDで悩んでいる
- 糖尿病の治療を行っている
- 狭心症、心不全がある
- 動脈硬化の進行を防ぎたい
- 筋肉の疲労を取りたい
- 運動機能の向上を目指したい
- 冷えやむくみ、不妊に悩んでいる
G-TES(ジーテス)療法

患者様は、20分ほど横になっていただくだけで結構です。汗をかいたり、運動をしたような適度な疲労を感じることはありますが、痛みは伴いません。
運動機能が大きく低下しているご高齢の方、寝たきりの方なども安心して取り組めるリハビリテーションと言えるでしょう。
G-TES(ジーテス)の効果とは
筋力の強化
電気刺激で筋肉を伸び縮みさせ、負荷をかけます。血液中の乳酸の濃度を高めることで、下肢全体の筋力の増強、筋量の増大が可能になります。
血流の改善
運動をしたのと同じ効果が得られることで、代謝が上がり、血流が改善されます。
運動能力の改善
筋力の増強、筋量の増大によって、運動能力の改善が期待できます。
どのような働きがあるの?

そのため、寝たきりの方でも受けられ、またケガの心配もありません。
Point1 随意運動を代用する治療法
歩いたり走ったり、筋力トレーニングをしたりといったとき、当然ですが私たちは「運動をしよう」と考え身体を動かします。
このように、自己の意思に基づく運動を「随意運動」と言います。
G-TES療法は、この随意運動を代用する(運動代用)治療と言えます。
筋力トレーニング・有酸素運動の両方が可能
筋力トレーニング
G-TES療法を使った運動代用でも、筋肉量が増えるため、基礎代謝が向上します。
G-TES療法を使った運動代用でも、体脂肪を燃やすため、ダイエット効果が得られます。
Point2 広範囲にアプローチが可能
腰・両ひざ・両足首にベルトを巻き、ベルトを介して電気刺激を与えるため、下肢全体の筋力の増強、筋量の増大が期待できます。
Point3 「ピリピリ」「チクチク」とした痛みがない
低周波治療器などにありがちな、ピリピリ、チクチクした痛みもありません。
運動をしたあとに生じる気持ちいい疲れ、発汗などはありますが、独自の波形の電気刺激を与えるため、痛みなく運動代用ができるのです。
Point4 部位・症状別に治療が可能
神経筋再教育・促進
電気刺激によって筋収縮と自動運動が同期されることで、神経筋の再教育・促進効果が得られます。
筋力強化
下肢全体での運動代用が可能です。また筋力が低下した筋肉に選択的に電気刺激を与え、効率的に筋力強化を図ることもできます。
痙性(手足のツッパリ)を抑制
痙性筋の拮抗筋を刺激することから、相反抑制がなされ、痙性筋をリラックスさせます。
侵害受容性疼痛
ゲートコントロール理論に基づき、太い神経の活動を高めます。さらに、中枢への痛みの伝達を阻害し、疼痛を軽減します。
神経因性疼痛
交感神経の亢進に伴う疼痛にも有効です。漸減性周波数による電気刺激で、交感神経の活動を抑制します。
筋緊張の緩和
筋スパズムに適度な筋収縮促すことで、筋ポンプ作用を働かせ、筋緊張を和らげるとともに血行を改善します。
血行促進
筋ポンプ作用が、血液・リンパの流れを改善します。
G-TES(ジーテス)のご質問
誰でも受けられる治療なのでしょうか?
ペースメーカーなどの植え込み型電子機器を使用する患者様には、G-TES療法ができません。 それ以外であれば、原則としてどなた様にも受けていただける治療です。人工関節やインプラント、ボルト、ステントなどを体内に使用している方でも適応となります。
透析を受けています。G-TES療法を受けることはできますか?
はい、可能です。また、透析を受けている最中にG-TES療法を受けることも可能です。その場合は、透析治療の前半にG-TES療法を行います。透析開始直後、後半は低血圧になりやすいためです。
1回の治療には、どれくらいの時間がかかりますか?
10~20分程度です。患者様のお身体の状態に合わせて、調整します。
疲れたり、汗をかいたりすることはありますか?
G-TES療法は、有酸素運動、筋力トレーニングの運動代用ができます。その運動量によっては、実際に運動をした後のような疲れを感じます。ただ、これは筋肉に負荷がかかり、乳酸が出ているために起こるものですので、心配いりません。 また、運動量によっては汗もかきます。
腰痛、肩こり、関節痛などの改善も可能ですか?
はい、可能です。
筋肉を鍛えるとともに、血流を改善したり、筋緊張を緩和したりする効果があるため、腰痛・肩こり・関節痛にも有効です。
G-TES(ジーテス)療法のリスクと副作用
GTES治療では圧縮ベルトで包まれた領域で、わずかな皮膚刺激や、筋肉または関節の不快感を感じることがあります。
稀ですが、軽度の皮膚の擦り傷、筋肉痛を引き起こす可能性はあります。
料金
GTES
時間 | 価格 |
---|---|
15分 | 3,300円 |
30分 | 6,600円 |
※税込み価格となります。