新型コロナ感染症の後遺症とは？

新型コロナウイルス感染症の後遺症について、心配されている方は少なくありません。 実際に、発症から1カ月が経過してからも残るさまざまな後遺症が報告されています。さらに時間が経過して改善するものもありますが、中には半年や1年、それ以上の期間、後遺症に悩んでいる方がいらっしゃいます。 当院では、新型コロナ後遺症外来として、その後遺症の治療を行っています。

当院の新型コロナ後遺症外来について

当院では、主に内科・整形外科にかかわる新型コロナ後遺症の診療を行っております。
基本的には、症状の原因となる臓器の検査を行い、診断・治療へとつなげます。
必要に応じて、他医療機関と連携いたします。

診療の対象

新型コロナウイルス感染症に罹患してから3週間以上が経過しても以下のような症状が見られる場合には、一度当院にご相談ください。

• 倦怠感
• 胸痛
• 動悸
• 咳、痰
• 息切れ、呼吸困難
• 思考力・集中力の低下
• 筋肉痛、関節痛
• 下痢
• 抜け毛

検査・治療法

症状に応じて、鼻や喉の検査、血液検査、レントゲン検査、CT検査などを行い、診断します。
その上で、対症療法を行います。一般的な薬剤、漢方、ビタミン剤の処方が中心となります。また、当院で行うEECP療法が有効になることもあります。
その他、症状を少しでも軽くするための生活習慣指導も行います。

コロナ後遺症外来の費用

カウンセリング料：11,000円

原則として自費診療で診療を行います。
内容はもちろん、料金についても詳しくご説明し、ご理解・ご同意を得た上で治療へと進みます。
また症状によっては、院内トリアージ実施料が加算されることがあります。

院内トリアージとは

新型コロナウイルス感染症の院内感染を防ぐための、スタッフの装備（マスク・手袋に加えたガウン・フェイスガード等の着用）、患者様の受診前後の消毒・換気などのことを指します。また患者様にも、待機、移動経路の分離などにご協力いただきます。
他の患者様、またスタッフの健康を守るため、ご理解いただければ幸いです。